WordPress® の各記事(投稿や固定ページ。以降、単に「ページ」と記載)には、ステータスと公開状態の二つの属性があります。

これらの設定値(及びその日本語訳)がわかりづらいため、ここに整理します。

WordPress のステータスと公開状態
WordPress の投稿や固定ページには、ステータスと公開状態の二つの属性があり、用語として似ているためわかりづらくなってしまっています。

Contents

公開状態

英語では Visibility ビジビリティ となっており、「ページの可視性」あるいは「保護状態」を表す項目です。

  • tune 公開
    (特別な保護なく)誰でも閲覧可能なページです。
  • tune パスワード保護
    パスワードで保護されているページです。パスワードの入力欄が表示されたページまでは誰でも閲覧可能ですが、本文やコメントの内容はパスワードを正しく入力したユーザーにしか表示されません(例え管理者であってもパスワードの入力なしに閲覧することは出来ません)。なお、パスワードで保護されたページのタイトルには「保護中: 」という文言が自動的に付与されます。また、フッターなどのコンテンツ以外の要素は保護されずに普通に表示されるのでご注意ください。
  • tune 非公開
    WordPress の管理者以外のユーザーには閲覧できないページです。一般ユーザーが当該ページに(URL を直接入力するなどして)アクセスした場合は、404 ページにリダイレクトされます。なお、管理者がアクセスした場合はタイトルに「非公開: 」という文言が自動的に付与されるため、その他のページと見分けることが可能です。

公開状態とページの閲覧可否

公開状態 一般ユーザー 管理者 タイトル表示 リストへの表示
公開 check_circle check_circle 通常表示 check_circle
パスワード保護 lock*1 lock*1 保護中: ○○○ check_circle
非公開 block(404) check_circle 非公開: ○○○*2 check_circle*2
  • 要パスワード
  • 管理者のみ

ステータス

英語でも日本語訳同様の Status となっており、「ページの状態」を表す設定値です。この項目の方が(一般的な意味合いでの)「公開状態」に近いでしょう。

  • tune 公開済み
    現在公開されているページです。
  • tune レビュー待ち
    他の管理者のレビューを待っている状態であり、まだ公開されていないページです。 WordPress の管理者のみ閲覧可能であり、一般ユーザーが当該ページに(URL を直接入力するなどして)アクセスした場合は、404 ページにリダイレクトされます。
  • tune 下書き
    デフォルトのステータスであり、まだ公開されていないページです。 WordPress の管理者のみ閲覧可能であり、一般ユーザーが当該ページに(URL を直接入力するなどして)アクセスした場合は、404 ページにリダイレクトされます。
  • tune 非公開
    まだ公開されていないページです。「公開状態( Visibility )」を「非公開」にセットすることで自動的に当該ステータスに遷移し、(「公開状態( Visibility )」を他に変更しない限りは)その他のステータスには手動で変更できなくなります。 WordPress の管理者のみ閲覧可能であり、一般ユーザーが当該ページに(URL を直接入力するなどして)アクセスした場合は、404 ページにリダイレクトされます。なお、管理者がアクセスした場合はタイトルに「非公開: 」という文言が自動的に付与されるため、その他のページと見分けることが可能です。

ステータスとページの閲覧可否

ステータス 一般ユーザー 管理者 タイトル表示 リストへの表示
公開済み check_circle check_circle 通常表示 check_circle
レビュー待ち block(404) check_circle 通常表示*1 block*2
下書き block(404) check_circle 通常表示*1 block*2
非公開 block(404) check_circle 非公開: ○○○*1 check_circle*1
  • 管理者のみ
  • 管理者であってもリスト(特定カテゴリーの投稿一覧など)には表示されません


管理画面の表記を修正

自分では理解したものの、実際に記事を投稿する方(お客様など)に理解いただくことが難しい、というケースもあるでしょう。

そこで下表の通り、文言を修正する方法をご紹介いたします。

変更前 変更後
公開状態 保護(可視性)
公開 誰でも閲覧可能
非公開 管理者のみ閲覧可(一般には非公開)
looks_one JavaScript ファイルをダウンロード
リンクを [右クリック] → [名前を付けてリンク先を保存](あるいは相当するメニュー)を選択し、以下の内容の JavaScript ファイルをダウンロードください。
looks_two JavaScript ファイルを設置
ダウンロードした fix-post-status-and-visibility-jp.js ファイルを、ご使用中の WordPress テーマディレクトリ内の /js/wp-admin/ ディレクトリに格納してください(ディレクトリが存在しない場合は新規に作成してください)。
looks_3 functions.php ファイルを修正
functions.php ファイルに以下の内容を追加し、ダウンロードした JavaScript ファイルを WordPress 管理画面で読み込むように設定ください。
looks_4 WordPress 管理画面で変更を確認
WordPress 管理画面にログインし、今般実施した変更が反映されていることをご確認ください。
変更後の WordPress のステータスと公開状態
上画面のように、「公開状態」が「保護(可視性)」に変更され、その内容もそれぞれ更新されていることをご確認ください。

※なお、翻訳ファイルそのものを変更することももちろん可能ですが、WordPress の翻訳ファイルを安全に変更することは困難(上書きやオリジナルの翻訳ファイルが更新された際の対応が困難で、メンテナンスコストの増加につながる)なため、ここではスクリプト処理として実装しております。

(参考)管理者のみがアクセス可能なページ

「レビュー待ち」「下書き」「非公開」の設定値を使用することで、WordPress において「管理者のみがアクセス可能なページ」を簡易的に実装することが可能です。

この内、カテゴリーリストへも表示される「非公開」を使用するのが、最も良い方法でしょう。




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